今日は若い女性の檀家の研修会じゃ。
「みな、心して読誦するようにな。
今日の仏典は仏説「我要救済」じゃ。
若いみんなに大切なことじゃ。
94歳のお鶴さんは帰っても良い。
もう警戒する必要はないからな。
高校生の清美はこれからじゃ。」
仏説。我要救済〜。
男子是狼、汝要警戒〜
汝今年頃、汝要自戒〜
洋面狼心、是正真理〜
唯彼安人、信男迂闊〜
駄目駄目、駄目駄目〜
駄目駄目‼️
我要救済(二拍手)
我要救済(二拍手)
今日誰呼、処女危難‼️
「是は昭和の時代に二人の若い尼僧がミニスカートで踊りながら唱えた『踊り念仏』じゃ。
『辛子警部』始め『左利投手』などで大勢の信徒に支えられたが、美井尼と恵尼を支持する信徒で割れたのじゃ。」
ま、分かる人には、分かるわい。
昭和50年代、思春期だった男どもはお世話になっただろう。
古来のお経を意味が分からんまま読んでもしかたないわい。
ワシの理弁寺はこうして、今を生きるためのお経を詠んでおるのじゃ。
そう、世の中、実は回答は手の届くところにあり、既に接しているのじゃ。不思議そうなところに惹かれてばかりいても回答は出ない。
手に届くところから解決して行くのじゃ。
コメント